大きな人災が訪れる
- 2018/10/30
- 20:15
世界景気のリスクが増している中、朝方の日経平均は前日の米国株安につられるかとも思ったが4日ぶりに大きく反発した。
業績予想に慎重な見通しから一転ソニーが過去最高益を記録するなど主力銘柄に買いが入っている。
ショートカバーに加え国内年金の買いも入っているようだ。
このように企業業績は過去最高益を更新するなど依然高水準であるが、物価はなかなか上がらない。
日銀は紙幣を増刷し続け、やけくそのように財政は弛緩し、政権は国民の支持を背景に数々の不正疑惑を正当化している。
国民もマスコミも政権の度重なる問題と太々しい対応に呆れ果て最早諦めさせられた心境だ。
物価が上がらないというのはある意味、国民の抵抗を示したものである。
国会議員一人一人は選挙で選ばれた国民の代表だが、支持は選挙時と同じとは限らない。
これだけ格差が広がった世界に於いてこのままではいつしか間違いなく多くの市民による大暴動が発生するという事を政治経済における権力者たちは考えておかなければならない。
複雑な仕組みで世界的に巨額な投資マネーが行き来する現在の資本主義の世の中では天災にも勝る巨大な人災も押し寄せるのかもしれない。

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